高校のアメフト部時代
極真空手を辞め高校で入ったアメフト部。
元々アメフトに関心は全くなかったが、体のでかい私は友人の勧誘もあり入部。
ウェートトレーニングもやりたかったし、アメフト部ならしっかりウェイトも出来ると思えたので。
ところが実際入ってみると走る練習、防具をつけての実戦練習、色んなフォーメーションを覚えたり、練習をビデオに録画してフォーメーション通り動けているかの検証などが大半でウェイトは殆ど出来なかったしやる余力もなかった。
アメフトは体力だけでなくフォーメーションを覚えるのが非常に大変。
特に私のいたポジションは私含め馬鹿ばかりで補習にいつも参加してたようなレベルなのでフォーメーションを全く覚えられない。
ビデオで練習風景を録画してるので適当に動いていたら、バレてペナルティでダッシュを何本もやらされる。
はっきり言ってアメフト部で楽しい思い出は殆どなかった。
腰を痛めて結局半年で辞めてしまったが、試合に出させて貰えたし後悔はない。
30代になってもアメフト部を途中で辞めた連中とは仲良くしているので、やってて良かったのかもしれないが。
上下関係については年が近い分、空手の時より厳しかった。
校内で先輩に会えば挨拶しないといけないし、練習には早く来て帰るのは最後。
ユニフォームも白しか着れなかった。
しかしそんな厳しかった三年生も引退試合の後は非常に優しかった。
部活の時は敢えて厳しく接していたのだろう。
三年生が負けた引退試合では皆んな涙したのを覚えている。
その数ヶ月後に私は辞めるのだが笑
とにかく腰が痛く練習も休みにくく、一旦休んでダラダラした状態で籍だけ置いていたが、顧問から辞めるか続けるかはっきりしろと言われ辞めることにした。
きつい思い出しかないが、泥だらけのユニフォームを洗濯してくれたり、防具のお金を出してもらったり試合を見に来てくれた両親にとても感謝している。